忍者ブログ

03 2024/04 1 2 3 4 5 67 8 9 10 11 12 1314 15 16 17 18 19 2021 22 23 24 25 26 2728 29 30 05
RECENT ENTRY
RECENT COMMENT
[05/18 うちのれお]
[03/28 WEB営業のS木]
[01/07 KENリーダー]
[11/11 Oもりみ]
[10/21 ささ兄]

01.27.09:16

感動サービス

サービスはマニュアル外

ある年末のこと、静岡県焼津市のNホテルでミーティングがあったので出かけた。その日は
とりわけ寒い日でおまけに強い風が吹き荒れ、最悪の条件だった。車もなるべく近くにとめよう
と思ったが、ガードマンは玄関から離れたところに行くように誘導する。1台くらいあいていると
思い、無視をして走らせたが空きスペースはなかった。結局、最も深まった、また最も風の強い
屋上駐車場の一角に、かろうじて駐車することができた。車から降り、強風で髪の毛をぼさぼさ
しながら玄関に向かう途中、またガードマンに会った。暗闇で誰だか分からないだろうに、私に向
かって、「遠くに止めさせてすみません。寒かったでしょう」と声をかけてくれた。私は自分の行動
を恥ずかしく思い、心で詫びながら、「寒いのにご苦労様」と答えた。
 それから2時間後ミーティングを終え、再び玄関を出て駐車場に向かうとガードマン氏に再び
会った。すると「今日は駐車場が大変混雑し、寒い中遠くまで歩かせ、申し訳ありませんでした。
良いお年を」と寒さに震えながら言ってくれました。
 別の日、地元のショッピングセンターに行ったときも、別のガードマン氏が来る顧客一人1人に
「いらっしゃいませ」といい、帰るときは「ありがとうございました」と、これまた丁寧に挨拶をした
のだ。もっと驚いたのは、重そうな荷物を持ってヨロヨロ歩いている高齢の顧客に駆けつけ、荷物
を持ち、その車まで運んであげたのだった。
 それまで抱いていたガードマンのイメージとは、あまりにもかけ離れていたので、ガードマン氏に
近寄り「失礼ですが、御社ではすべてのガードマンが、あなたのようなサービスを実践しているの
ですか」と聞いてみた。そのガードマン氏ははにかみながら、「そこまでのマニュアルは書いては
ありませんが、私も間接的に、このショッピングセンターの従業員であり、お客様に気持ちよく買物
をしていただきたいと思っております。というのは、お店が嫌われれば、私たちの職場もなくなって
しまうからです」といいきった。」

 
PR
URL
FONT COLOR
COMMENT
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS

TRACK BACK

トラックバックURLはこちら