入社２５年 ユニネクのことなら俺におまかせブログ　岩。

• 07/19/03:53

人生の一部だけを見て、判断しない

｢あんなに陰で悪いことしている人が、どうして幸せ”そう”なの？｣｢あの善人がこんな目にあうなんて
世の中不公平だわ｣などと私たちは思いがちです。
　往々にして、その人の｢一時期｣だけをみて、他人の幸不幸を判断しがちですが、それは正しいこと
ではありません。
いま現れている状況との関係に、不合理や理不尽さを感じますが、これはタイムラグにすぎません。

未来には今の行動が反映します。無駄な努力など一切なく、すべてが｢生きている｣のです。ただ
タイムラグのせいで、明日現れるか、もっと先になるかのこと。
因｢したこと）と果（起こること）は、絶対切れないヒモ（＝縁）で結ばれています。偽善でもいいから
他人を助ければ、今度は未来に助けられます。

今から先の｢運命｣などありません。自分が歩いてきた結果こそが、｢運命｣と呼ばれる過去の軌跡
にすぎないのです。


11月29日イソップ童話
｢怪我をしたオオカミ｣
イヌたちに囲まれて弱ったオオカミが、地面に倒れていました。
　動けないのでエサを探しに行く事が出来ないでいると、ヒツジの姿が見えました。
「おーい、ヒツジさん。すみませんが、近くの川から水を汲んで来て下さい。食べ物は自分で見つけますから」
　オオカミが頼みますと、ヒツジは頭を振って言いました。
「でもねえ、わたしが飲み物を持っていけば、あなたの食べ物になるのは、このわたしじゃありませんか」

　このお話しは、体裁(ていさい)の良い事を言って騙そうとする悪者をたとえています。

おしまい

• 11/29/08:03
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