03.15.07:48
3月15日のイソップ童話
オオカミと子ヒツジ
川で水を飲んでいる子ヒツジを見つけたオオカミが、何か言いがかりをつけて食ってしまおうと考えました。
そこで、自分は川上にいるのに、
「おい、お前がそこで水を濁らせているから、おれは水が飲めないじゃないか!」
と、怒鳴りました。
「でも、ぼくは、舌の先で舐めているだけですよ。それに、ぼくの方が川下にいるんですもの、川上の水を濁らせる事なんて、出来ませんよ」
オオカミは、
(しまった。確かにそれもそうだ)
と、思ったので、
「水の事はどうでもいい。だがしかし、去年、お前はおれの親父に、恥をかかせたぞ」
「あの、ぼく、去年なんて、まだ生まれてもいませんでしたよ」
また、やり返されたオオカミは、
「うるさい! いくらつべこべ言い訳しても駄目だ。とにかく、おれはお前を食ってやる」
このお話しは、何が何でも悪い事をしようと決めた人には、どんなに正しい言い分も効き目がないという事を教えています。
川で水を飲んでいる子ヒツジを見つけたオオカミが、何か言いがかりをつけて食ってしまおうと考えました。
そこで、自分は川上にいるのに、
「おい、お前がそこで水を濁らせているから、おれは水が飲めないじゃないか!」
と、怒鳴りました。
「でも、ぼくは、舌の先で舐めているだけですよ。それに、ぼくの方が川下にいるんですもの、川上の水を濁らせる事なんて、出来ませんよ」
オオカミは、
(しまった。確かにそれもそうだ)
と、思ったので、
「水の事はどうでもいい。だがしかし、去年、お前はおれの親父に、恥をかかせたぞ」
「あの、ぼく、去年なんて、まだ生まれてもいませんでしたよ」
また、やり返されたオオカミは、
「うるさい! いくらつべこべ言い訳しても駄目だ。とにかく、おれはお前を食ってやる」
このお話しは、何が何でも悪い事をしようと決めた人には、どんなに正しい言い分も効き目がないという事を教えています。
おしまい
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頭の良い人と喧嘩をしたくない私みたいです(笑)
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