04.04.07:28
4月4日のイソップ童話
バラとケイトウ
バラのそばに生えているケイトウが、バラに言いました。
「あなたは何てきれいなのでしょう。神さまにも人間にも喜ばれるし、よい香りもして、幸せですね」
「でもわたしは、ほんの数日しか生きられないのですよ。
ケイトウさん。
誰かにつみ取られなくても、しぜんにしおれてしまいます。
それにひきかえ、あなたはいつまでも花を咲かせていて、いつまでも若くていいですね」
しばらくの間だけ贅沢や楽が出来るより、つつましくても健康で長生き出来る方が幸せなのです。
バラのそばに生えているケイトウが、バラに言いました。
「あなたは何てきれいなのでしょう。神さまにも人間にも喜ばれるし、よい香りもして、幸せですね」
「でもわたしは、ほんの数日しか生きられないのですよ。
ケイトウさん。
誰かにつみ取られなくても、しぜんにしおれてしまいます。
それにひきかえ、あなたはいつまでも花を咲かせていて、いつまでも若くていいですね」
しばらくの間だけ贅沢や楽が出来るより、つつましくても健康で長生き出来る方が幸せなのです。
おしまい
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