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  • 04/26/14:35

02.23.08:12

感動サービス

被災地へのボランティア

阪神淡路大震災後、各地の企業に調査をお伺いした折、必ず最後に「御社では、被災地
の人々にどういう支援をされましたか」と聞くようにしていた。
 質問をした会社は50社にも及ぶが、その中でとりわけ感動を覚えたのは兵庫県のM社
だった。
 兵庫県のM社は刃物メーカーということもあって、復興に役立つ、数千本もの新品のノコ
ギリなどの刃物を寄付、全社員で相談して、「今一番大切な、悔いのないことをしよう」という
ことになり、全社員240名を3グループに分けて対応したという。
 その3グループとは、
1つは、被災地に行き、常駐し、復興の応援をするグループ。
1つは、兵庫の本社で炊き出しをし、それをピストンで被災地に届けるグループ。
そしてもう一つは、会社に残り、通常勤務を続けるグループ。
これらをローテーションで回したという。しかもそれを三ヶ月間実施続けたのだ。
 「いかに高収益の企業でも、よく会社がもちましたね」と私が言うと、社長は、「正直この間、
会社は赤字になりましたが、この間、三分の一の社員が、実質、土日返上で働き、またその
後も全社員が、その分を取り戻そうと懸命に働いてくれた結果、その年度は収支トントンでした」
という。加えて、「でも私も社員も今、満足感に浸っています」ともいった。
 ともあれ、今もって市場から高い評価を受け続けていることを見るにつけ、「正しい経営は滅び
ない」ということをあらためて確認した。
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