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03.03.08:08

感動サービス

ママの手作り
 
 サービスを争う産業の中で、最もそのサービスを評価されるものの一つにスナックがある。私も
何件か顔見知りの店があるが、その中でもとりわけ懇意にしているスナックがある。
 この店は、この不況の中いつ行ってもお客の歌い声や、話声が響いてくる店なのだ。ドアをあけて
ママの顔を見ると、いつも、「お帰りなさい」と大きな声で、優しく語りかけてくれる。
 初めての客には、「いらっしゃい」と使い分けてもいる。上着を預け、大事にハンガーに掛けてくれる
時には、「貴重品はございませんか」という一言も忘れない。
 ここまでは、どこのお店も変わらないが、しかし、座席に着くと、すぐお通しとして気の利いた手料理
が出てくるのだ。
 ママにいつか私が問いかけた言葉がある。
「この料理おいしいけど、ママが作ってるの?」   「そうよ。私が作っているのよ」
「漬物もあるけど、これも、ママが作ってるの?」  「そうよ」
「ママの気持ちがこもっているし、いいよね」     「ありがとう」
 この言葉は、私のいつわざる気持ちから出た言葉で、いつ店に来ても、ママのおいしい手料理が
食べられ、気の利いたサービスも受けられる。この店が繁盛しないわけないなと思ってしまう。同行した
私の友人も、「地域ナンバーワンだね」といっていた。
 そして、勘定のほうも、他の店よりも2~3割安くなっているのだ。付け加えれば、同じ手料理を出され
た記憶がなく、また、出された料理の品数に変わらず、料金が一定なのだ。
 私はいつも。来てよかったと。そして、また来ようと。

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