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02.06.08:20

感動サービス

店員の写真を飾る

帯広市に、今や北海道最大、最強企業にまで成長。発展をしているお菓子やさんがある。その
お菓子屋さんは、知る人ぞ知る。「R」というお店で、その社員数は千名を遥かに超える。
業績も好調で売上高経常利益率はここ十年10%以上持続している。
 数年前、その高業績の要因を調査するため、お店を何箇所か訪れたときのこと。美術館か博物館
といった建物で、お店に一歩足を踏み入れるとお客さんの多さに驚かされる。聞くところによると平日
でも1時間当たり百人を下回らないという。
 次に驚くのが、お店の壁一面に、大きな顔写真(大半が女性)が所狭しと飾られていることだ。どの
顔も皆、素敵な笑顔で、写真の下には、その人の名前とその人の一言が書かれていた。一瞬。その
顔写真が、どこのだれなのか分からなかったが、店の中を見渡してすぐに理解できた。つまり、ここで
働いている全スタッフだったのだ。スタッフは皆、笑顔を絶やさず、一人一人のお客様をまるでVIPの
ような対応をしていた。
 さらに驚くのが、店内に何箇所かにコーヒーコーナーが設けてあったのだ。お店で買い物をした、しな
い問わず、誰もが自由にコーヒーや紅茶を飲んでいたのである。
 店の二階と三階に上がってみると、そこにはお菓子の本を集めたミニ図書館や、素敵なホールがあっ
た。このホールは、無名の芸術家やアーチストの作品の発表の場として、また地元の子供たちの絵や
詩の展示場として、地域社会に開放しているという。
 R社はこれまで数々のお菓子を創造し、今や全国のお菓子ファンを魅了するメーカーとして有名だが
現場でこうした現実に触れてみると、その理由が充分すぎるほどうなずける。

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